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その人なりの幸せを体感する方法 2010年01月05日 12:39
昨日ある人から質問が来ました。
内容は以下の通りです。
「質問者の知人で、大手企業の役員の人をしている人がいるそうですが、その人が自分の人生経験の長さを持ちだして
『おれはお前たちよりも長く生きているんだから敬え!』と露骨な態度の人がいるそうです。
その人の考えっておかしくないですか。」とのことでした。
質問者はさらに続けて、
「そういう人って、必ずその人よりもすごい人が現れて、滅びるんですよね。」と言ってきました。
それに対して僕はこのように答えました。
「そうじゃないです。その人が滅びるのは、すごい人が現れたから滅びるんじゃなくて、その人に他人を蹴落とそうという
マインドがあるから、自分で勝手に滅びるんです。あくまで、そのすごい人というのは縁(えん)にすぎません。」と答えました。
ここで、因果の道理について説明します。
因果の因は原因のこと。果は結果のことです。
すべてのものには、必ず原因と結果があるという法則です。
巷で言われているのが、引き寄せの法則というやつです。
滅びるという結果には、必ず原因があるのです。それは、他人ではなく100パーセント自分に原因があるということです。
この滅びた人の例で言うと、相手を蹴落とそうとする心があるから、
他人から蹴落とされるという結果が引き寄せられるということです。
たとえば、地獄というものがあります。苦しみの世界のことです。
死んだあとに地獄という世界があるかどうかに関しては、人それぞれ考え方があると思います。
ですので、ここでは便宜的に、生き地獄である受験地獄について説明することにします。
受験地獄という世界が存在するわけではなく、受験に対して一生懸命取り組んでいる人が
生み出している苦しみを受験地獄と呼んでいるにすぎません。 受験に必死になるあまり、人を陥れて自分が受かろうと
がむしゃらになるという行為により、自分が陥れられるのではないかと思って苦しむのです。
ですから、悪口などを言い触らして、人を陥れてきた人は、自分が過去に作ってきた行為によって、
人から陥れられるのではないかと思って勝手に苦しみます。そして、その苦しみから逃れるために、
また人を陥れます。その結果、もっと苦しみます。 人のコンテンツや著作物を自分のものだと偽って盗んできた人は、
今度は自分のコンテンツとして発表したものが別の人から盗まれるのではないかと思って苦しみます。
そして、その苦しみから逃れるために、また人のものを盗みます。その結果、もっと苦しみます。
逆に、あらゆるものに感謝してきた人は、自分が過去に作ってきた行為によって、
あらゆるものから感謝されているのではないかと思ってありがたい気持ちになります。そして、そのありがたいという気持ちを
人に恩返ししたいと思い、また感謝します。その結果、さらに感謝されます。
あらゆるものに貢献をしてきた人は、自分が過去に作ってきた行為によって、
あらゆるものから貢献をされるのではないかと思って心が満たされます。
そして、その満たされたという気持ちを人にも分け与えたいと思い、また貢献します。その結果、さらに心が満たされます。
こうした思いが、実際に他人からの感謝や貢献を引き寄せるということにつながるのです。
同じものを見ても、ある人は喜び、ある人は悲しみ、またある人は苦しみます。
要するに、環境や物そのもの(縁)が重要なのではなく、その人の心の持ち方(因)が重要だということになります。
仮に周りの人から見たら、苦しみ以外の何物でもない状況だとしても、本人にとって喜びとなれば、それでよいのです。
そこで重要となるのが、どうすれば環境に左右されず幸せになれるかということです。
ここからは僕なりの結論を書きます。
それは、まず、マインドセットを貢献に照準を定めること。
次に、自分の好きなことに専念すること。
こうなれば、その人の言葉と行動と思いに一貫性が出ますから、ぶれません。
人間、中途半端な状態は「中間は呪い」といわれるように苦しいですが、
言葉と行動と思いに一貫性があれば、とても幸せな状態になります。
決して、利他的なマインドセットを抜きにして、自分の好きなことをやろうとしないことが肝要です。
やればわかると思いますが、この場合、自分の好きなことをやっているはずなのに喜べません。
なぜなら、自分の好きなことをやっている理由が、自己中心的なマインドに基づいているからです。
僕がよく言っているのが、「マインドセットが先、好きなことをやるという行動は後」です。
お金儲けを題材にすれば、顧客に貢献するというマインドが先、お金儲けという行動をするのはそのあと。
作家として活躍することを題材にすれば、文章を読む人に貢献するというマインドが先、執筆作業はあと。
エンジェル投資家として活躍することを題材とすれば、事業家に貢献するというマインドが先、
実際にお金や労力などを出すという行為はあとということです。
今この文章を読んでいる人が、その人なりの幸せをつかみ取る・味わう・体感する一助になれば幸いです。
JACK
最近、2人続けて言われたことがあります。
「貢献するというのは、昔からやりたいと思ってきたことだし、過去もやってきたと思う。でも、頭では、
貢献したいと思っているのだが、生活が成り立たなくなると思ってしまい、どうしても行動できません。」 だそうです。
ここで、この文章を読んでいる人に一つ質問です。
「今、手元にあるすべてのお金を必要な人に寄付したら、あなたは生活が成り立たなくなると思いますか。」
先ほど例で出した2人は「成り立たないから寄付できない」と答えるし、実際に寄付はしないでしょう。
でも、実際は「今手元にあるすべてのお金を必要な人に差し出せる人が、もっとも生活が成り立つのです。」
つまり、生活は成り立つということです。
当たり前ですよね(笑)。
って、ほとんどの人は不思議というか、信じられないと思うのではないでしょうか。
見せかけの心(寄付をしたから、それ以上のお金が返ってくるだろうと思う心)で、寄付をしたとしても、
当然ですが、お金は返ってきません。
こういうことを思う人は、成功者や世界の偉人の発言を自己流に勝手に解釈をしているにすぎません。
世界の偉人は皆、「貢献しなさい。」と言いますからね。
この不思議をエネルギーと信仰という2つの点から解説します。
まず、エネルギー。
我々の本体・本性はエネルギー体であるという基礎のもと話を進めます。人類だけでなく、
宇宙には様々な生命体が存在しています。そのすべての生命体の本体・本性も
エネルギー体であるという基礎のもと話します。
そのエネルギーには、相対世界から見ればプラスのエネルギーもあれば、マイナスのエネルギーもあります。
仮に、人に貢献するということをプラスのエネルギーと仮定します。
自分の取り分(自分の生活)を守ろうとすることをマイナスのエネルギーと仮定します。
そのプラスのエネルギーを発している人は、宇宙全体からプラスのエネルギーを受けることになります。
ですから、与えた・貢献した人は少なくても、そのプラスのエネルギーに宇宙全体のプラスのエネルギーが集まってきます。
逆に、マイナスのエネルギーを発している人は、宇宙全体からマイナスのエネルギーを受けることになります。
ですから、自分の取り分を確保したとしても大したものではないのですが、
そのマイナスのエネルギーに宇宙全体のマイナスのエネルギーが集まってきます。つまり、莫大な取り分を取られてしまうのです。
目先のことだけを考えた場合、自分の取り分を確保したほうが安全なような気がしますが、
僕の上記説明が正しいとすれば、恐ろしいことになりますよね。
次に信仰。
ここでいう信仰とは、ある一つのことに関して、絶対的な自信を持っていることを言います。
今あなたはとても飢えています。そんな中、最後に残った食料のリンゴを目の前にいる人に差し出します。
そうすると、リンゴがなぜか2個になって返ってきます。
その2個になったリンゴを2個とも目の前にいる人に差し出します。
そうすると、今度は4個になって返ってきます。
その4個になったリンゴを4個とも目の前にいる人に差し出します。
すると、今度は8個になって返ってきます。
差し出せば差し出すほど、どんどん増えていき、あなたは飢えないのです。
これは、先ほどのエネルギーの説明を個人レベルの落としこんでの説明となります。
この事実に関して、絶対的な自信を持って実行する人が、信仰心のある人です。
縁あって、この文章を読んでいる人の人生を転換する一助になれば幸いです。
JACK
1月9日(1件)